記事の中で触れられている女性は20歳だというから、そのマンションというのも築数十年のものではなく、築年数の浅い最新のセキュリティ
を備えた高級クラスのものだと思う
。勿論、実際の画像や映像を見ていないので間違っている可能性もあるけれど、一応この様な状況だと仮定して書いていきたい
。
無施錠のドアというものが各部屋の玄関ドアを指すというのであれば、この建物の入り口はオートロック式を採用していることが想像できる。オートロックであれば建物に入ることが可能なのは住人及び関係者に限られてくるから一応の安心は確保できる。
然し乍ら、いくらオートロックだからといっても、それを過信するのは問題だろう
。人間の造り出すものに完璧なものは存在しないのだから、どれだけ防犯対策が施されていようが何処かに絶対に弱点
がある。
何年か前に東京でバラバラ
殺人事件が起きた。現場は築年数の浅いマンションで、犯人は1つ離れた部屋の住人だった。当時見た映像の記憶でも結構高級クラスのマンションだったと思うのだが、そんなセキュリティの高さを誇るマンションの中でさえも殺人事件は起きたのだ。
分譲であれ賃貸であれ、それらに入居できる最大の資格は【収入の安定性があるか否か】である。勿論、契約完了までの間に多少の人間性のチェックはするだろうけれど、至って普通に見えるのであれば基本的に細かな審査はしないものである
。
そこから考えれば、どれだけセキュリティが高い建物であっても、そこに入居する住人の脳味噌の中身まではチェックし切れていないのだ。あくまで収入が安定しているから選ばれただけであって、入居者全員が悪さをしないなんて保証は何処にもないのである。
また、郵便配達や宅配便、新聞配達の人間が絶対に安心できるとも限らない。彼らは基本的に如何なる建物でも堂々と
入ることが可能だけれど、それだけ彼らは内部の情報を知ることも可能になる。勿論、彼ら全員が悪さの道具に用いることはないけれど、だからと言って100%の保証なんて何処にもない。警察官が平気で一般人を拳銃で射殺する時代である。社会的地位の高い人間が平気で悪さをする時代である。日本人だから安心とは言えないのだ。
泥棒が侵入を諦める建物というのは『隙が感じられない
』ものだという。どれだけセキュリティを高くしても肝心要の住人の意識が低ければ狙われるのだ
。現実に今回の事件では無施錠のドアを狙って犯行に及んでいるのだから。
とにかく第三者から防犯意識のルーズさを悟られたらアウトである。そうならない為にも施されたセキュリティだけで満足してはいけない。

